お一人でお見えになりました。

京都の大学の留学生の方でこの春、卒業で帰国されるそうです。

「卒業前に一度来たかったんです。」と嬉しいおことば。

女将も一生懸命、湯葉の事をご説明しました。

ところで何のご専攻？とお尋ねしたら、ips細胞、あの山中教授のもとでお勉強されていたと聞いてびっくりです。

難しいことはわかりませんけど、最先端の研究をされている若い方が国境を越えて、京都の食文化や歴史に興味を持っていただけてとても嬉しいです。

IPSの研究は多くの人々に希望をもたらす素晴らしい研究です。どうぞ帰国なさっても研鑽を重ねられて、ご活躍なさってください。そして、また東寺のそばにあるこの湯葉屋に遊びに来てくださいね。